んー、また昼寝のつもりが夜中の一時半…(ーー;)八時間も寝ちゃったよ…⤵
晩御飯のピザを食べ逃した…⤵⤵
さて…
昨夜の本番の画像は少しあとに入手となるのでそれらは後日として、とりあえず詳細をご報告します。
…
まず、昨年と同じ会場と聞いていた我々は、主催者のイタリア的なテキトーさのお陰で今年は古代ローマ遺跡「マルチェッロ劇場」で行われることをゲネプロで初めて知ることに!
徒歩数分の遺跡へ慌てて向かうと、楽屋は遺跡のアーチ形の穴蔵のひとつにこしらえた仮設とも言えない「蚊」だらけの場所
着替えるのもためらうような場所でしたが、本番は遺跡に囲まれた幻想的な特設ステージ。特に本番時は夜のライトアップも加わり言葉では伝えられない幻想的な美しさ。とりあえずリハーサル写真をアップします。
楽器は、本番だと勘違いして別の場所で前日見たのと同じ野ざらし状態のベヒシュタインのフルコン
日本では楽器のコンディションは完璧なのに響きが残念なことが多々ありますが、ヨーロッパでいつも思うのはその逆。
タッチも調律も「んっ??」なのですが、空気の乾燥と石に囲まれた環境では音は膨らみを持ちながら伸びて行き、改めてピアノがヨーロッパの空気と音響の中で育まれた楽器であることを感じさせてくれます
慣れない音響で始めは戸惑いましたが、本番ではすっかり慣れ、久々に演奏していて「楽しい!」と思える感覚を味わえました。その上で音楽に集中でき、フルートの齋藤友紀さんとのアンサンブルも充実したものになりました!
なによりお客さんがとても真剣に聴いてくださったことが、私たち演奏者が集中できる空間を作り出してくれ、最後には嬉しいスタンディングオーベーション
スタッフ、聴衆、演奏者それぞれの真剣さが良い演奏会を生み出し成功させることを改めて肌で体験させていただきました。