垣内 敦 Atsushi Kakiuchi
神戸市出身。3歳よりピアノをはじめる。桐朋学園高校音楽科を経て、1993年桐朋学園大学音楽学部を卒業。在学中より全国で演奏活動を行う。1994年からはライプツィヒ音楽大学(ドイツ)および大学院に学び、1999年に最優秀で卒業。その間、1997年にフランツ・リスト国際ピアノコンクール(ワイマール)にてファイナリストとして名誉ディプロムを、1998年には 第44回マリア・カナルス国際音楽コンクール(バルセロナ)にて特別メダルを受賞。ドイツ各地でソロリサイタル、室内楽ならびにオーケストラとの共演等の活動を行う。2000年に帰国後、01年東京・王子ホール、03年東京文化会館、05・07・09・11年津田ホールにてリサイタルを開催。また、ベルリンフィル元首席フルート奏者のアンドレアス・ブラウ氏、同じくフルートのデニス・ブリアコフ氏、チェロのフランツ・バルトロメイ氏をはじめ内外の著名な音楽家の共演者としても信頼を置かれるなど、ソロ・室内楽両分野で精力的に演奏を行っている。その他、全日本学生コンクール北九州大会、ピティナコンペティション他多数のコンクール審査も務める。これまでに桐朋学園大学伴奏員、同大学附属「子供のための音楽教室」講師、昭和音楽大学伴奏講師を経て、現在はエリザベト音楽大学教授ならびに桐朋学園大学音楽学部非常勤講師を務め、後進の指導にもあたっている。これまでに、太田敬子、西江恵子、村上弦一郎、小森谷泉、ゲアハルト・エルバーの各氏に師事。