三年目となる尾道市でのアウトリーチがこの秋も始まりました!公式、非公式合わせて5回のうちの今日はその一回目。
午前は稲穂の実る山間部の保育所で1~5才のみんな、午後は因島の小学校の1年生と5年生、合わせて三公演。
馴染みのある曲や歌でただ楽しんでもらうのではなく、曲想や音量など年齢の特性に合わせながらも子供たちに媚びることのないクラシック中心の曲に拘りながら、「よい音」で「よい耳」を育てようという「耳を澄まして深く感じる」プロジェクト。…
ということで三公演それぞれ違ったプログラムを用意。
この世に生まれてまだたった一年の子供たちが、ショパンやサティやモーツァルトを30分間ジーっと聴いている姿にはびっくり! と同時に、この子達にとって初めてになるであろう生クラシックを演奏する責任を改めて痛感。
音で溢れかえる今だからこそ、美しい響きを聞き分けられる耳を育てることが音楽家の大事な責務なんでしょうね